【うつ病】引きこもっていても世間を気にしない。まずは生活リズムを整えることから

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うつ病ってしつこいですよね。

「良くなってきたかな」(寛解状態)と思いきや、ガクーんと落ち込むときがあります。

私も、良いときと悪いときの繰り返しでした。

前職を退職したのが2015年11月。

で、就労移行支援事業所を経て再就職したのが2017年11月ですから、2年間のブランクがありました。

ただ、2年間のうち1年3か月は就労移行支援事業所に通所していたので、引きこもっていたのは実質10か月ほど。

再就職してからも体調の変化は激しかったですが、この1年間は落ち込みもなく、快調に仕事をしています。

目次

自宅でゴロゴロの状態でも自分を責めない

私は、10か月ほど自宅でゴロゴロしていました。

何もやる気が起きず、半分寝たきり状態でした。

ゴロゴロしながら何をしているかと言うと、スマホを見ていました。

でも、ある程度時間が経過すると、だんだんとやる気が起きてきます。

どれくらいの時間が必要かは人によって様々です。

私は、1年弱くらいでしたかね。

私は短いほうだと思います。

長い人だと2年〜3年位かかるでしょうか。

うつ病になって頑張ってきた人ほど、長く時間がかかる印象があります。

でも、決して自分を責めないでください。

これまで頑張ってきたのですから、「ちょっと休息が必要なんだな」と思うようにすると良いでしょう。

やる気が出てきたらスマホで就職先を探してみる

就職先を探してみるといっても、いきなり就職するのは無理がありますよね。

ハードルが高すぎます。

中には、エージェントに登録して、いきなり就職活動を始める人もいますが、これは例外でしょう。

私もいきなり就職活動をするのには躊躇しました。

ただ、どうやって就職活動ができるレベルまで持っていくか、先が見えません。

スマホを見ていて見つけたのが、就労移行支援事業所です。

就労移行支援事業所とは、簡単に言えば就職する意思がある障害者が就職できるまでに体力向上や生活リズムを整えるための施設です。

運営は主に株式会社がしていますので、事業のひとつと言えます。

ただ、自治体がバックアップしてくれるので、儲け第一主義にはなっていないと思います(中にはありますが)。

いずれにしても、スマホなどで就職先を探してみるのは良いことです。

就職後の自分をイメージしてそのレベルまでどうやって持っていくかが課題となるからです。

私は、就労移行支援事業所に通所して就職できるレベルにまで持っていきました。

就労移行支援事業所には1年〜2年通所する覚悟が必要

就労移行支援事業所に通所する道を選ぶのであれば、最低でも6か月。長くて2年間は通所する覚悟が必要です。

何事にも段階が必要ですから。

私の場合は平均的な期間の1年3か月通所しました。

でも、私より早く通所し始めていた人でも、なかなか就職先が見つからないという人がいました。

体力の向上や生活リズムを整えるのにもっと期間が必要な人がいるのも事実です。

このような場合は、就活期に入るまでに長い期間が必要です。

焦ってもしょうがありません。

じっくりと時期が来るのを待つのです。

焦って就職しても、体調を崩したりして結局、長続きしないからです。

これでは元も子もありません。

まずは生活リズムを整えることを意識して

自宅で過ごす時間が長ければ長いほど、生活リズムを整えるのに時間が必要です。

ですから、就職するイメージを持ちつつも、生活リズムを整えることを意識して毎日、就労移行支援事業所に通所できるようになることが大事です。

私は、週3日通所するところから始めました。

人によって様々ですが、無理のない範囲で始めて徐々に延ばしていくようにしましょう。

生活リズムが整って毎日、就労移行支援事業所に通所するようになると体力も向上してきます。

けっして焦らないことが大事です。

まとめ

今は引きこもっていても、世間の目を気にすることはありません。

自分なりのペースで就職まで持っていけばいいのです。

就職して働く気にならなければ、そのままでもいいのです。

ただ、人間って段々とやる気が出てきますから、時期は来ると思ってください。

やる気が出てきたら、まずは生活リズムを整えることを意識しましょう。

焦らず、自分のペースを保つことが大事です。