「繊細さん」って言葉を聞いたことがあるでしょうか?
人は外界の出来事を自分なりに感じ取りながら生きています。
「繊細さん」は平均的な人よりも感受性が高くて、それゆえ疲れてしまうなどして生きづらさを実感してしまうのです。
ただ、平均的な人が感受性が低いとは言えません。
「繊細さん」の特徴は「生きづらさ」を実感して、疲れてしまうことが特徴です。
目次
ストレスは人間の成長にとって不可欠
ストレスというと、あまり良いイメージではありません。
外界の刺激がストレスとなって、人間の身体に影響を与えます。
それは、良い影響と悪い影響に分かれますが、私が言いたいことは良い影響のことです。
悪い影響は、心身の不調をもたらして不快に感じます。
一方、良い影響は悪い影響まではいきません。
言葉を変えれば「程よい刺激」と言えるでしょう。
程よい刺激は、人間の成長をもたらします。例えば、学校で成績を争っている級友の言葉や、会社の同僚や上司の叱咤激励などなど。
こうした程よい刺激は、身体に深刻なダメージを与えるのではなく、現状より一歩前進させるのです。
ですから、ストレスは人間の成長にとって不可欠なのです。
【繊細さん】感受性が高いと人間はどうなるのか
ところが、人によっては程よい刺激が、繊細さんにとっては程よいどころか心身に悪い影響を与えることがあるのです。
悪い影響とは、心身の不調を感じてしまうレベルの影響のことです。
ほとんど気にしなくて良い外界の音(雑音)やスルーしても良い出来事などを感じ取ってしまうのです。
気にしなくて良いレベルの出来事が、繊細さんにとっては「大きな」出来事になってしまうのです。
そうすると、世の中の(すべての)出来事を感じ取ってしまって、飽和量を超えてしまうのです。
ですから、これはもう自分の手におえません。
私の特徴は過度に空気を読んでしまうこと
私は自分で【繊細さん】と思っています。
人間何かしらの特徴があります。
ただ、その特徴が生きづらさや心身の不調にならなければ問題はありません。
しかし、私は、過度に疲れてしまったり、こうした場面に二度と出くわしたくないと思ってしまいます。
その例を一つ。
同じ部屋に複数人が集まっていると、ついつい全員の人に気を遣ってしまってものすごく疲れます。
他の人は全然気にしなくて良いことが、私にとっては大問題なのです。
人間関係やその場の雰囲気など、部屋の空気を過度に読んでしまうのです。
その結果、疲れてしまいます。
ただただ、その部屋にいるだけなのにです。
生きづらさを感じるなら【繊細さん】かも
人間って得意、不得意な場面やシーンがあります。
人によって違うので一概にこの場面ってことは言えません。
ただ、生きづらさを感じるなら、その場面はあなたにとって不得意な場面と言えます。
もしかしたら【繊細さん】かもしれません。
最後に
私は自分が「【繊細さん】かも」と知ったことがきっかけで生きづらさを軽減することができました。
自覚した結果、不得意な場面を避けたり、自分から進んでその場面に出くわすことをしなくなりました。
完全に避けることは不可能ですが、生きづらさを感じたときは「自分が【繊細さん】だから」と開き直ることができました。
音が気になる、人の所作が過度に気になってしまって、過度に疲れたり生きづらさを感じるなら【繊細さん】かもしれません。