葬儀のため実家(愛知県津島市)に帰っていました。
亡くなったのは叔父で80歳の一歩手前でした。
脳梗塞を発症し倒れて2日後に息を引き取りました。
あっけない最後で改めて今生きていることに感謝しなければいけないと思いました。
かつては自殺願望があった
生きていることに感謝と言いましたが、私は2009年1月にうつ病を発症しました。
当時は強い自殺願望があり、命の確保のため入院したほどでした。
不思議なもので、現在は自殺願望はまったくありません。
支えていただいた医師や家族、職場の同僚に感謝しなければいけません。
生きているだけで丸儲け
明石家さんまさんが生きているだけで丸儲けと、子供に「いまる」という名を付けたのは有名です。
本当に生きているだけで丸儲けですよね。
私は反復性うつ病性障害という障害(病気)を抱えていますが、日常生活にさほど支障はありません。
2022年1月に転職してこの約3か月間、体調を崩して欠勤ということはないです。
「生きろ!」とまでは言えない
しかし、自殺願望を持っている人に対して「生きろ!」とまでは言えません。
かつての私がそうだったように、「死んだほうが楽になる」と本気で思い込んでいる人もいるからです。
「生きろ!」ではなくて「死なないで」と言ったほうがしっくりきます。
私も医師から「病気がそのように思い込ませている。だから病気がよくなれば自殺願望はなくなります。それまで死なないで」という趣旨のことを言われました。
「あー、自殺願望は病気によるものなんだ」と思いました。
終活は始めたい
今のところ死ぬ予定はありません。
死に至るような病気はありませんし、不思議と自殺願望もありませんから。
ただ、50歳を過ぎた今、事故などで命をおとす可能性はゼロではありません。
ですから、万が一のことを思って終活は始めたいと思います。
葬儀の持ち方や財産(と言ってもほとんどありませんが)の分け方などなど。
検体を一時は考えましたが、恥ずかしいのでやめます。
まあ、死んでしまえば恥ずかしいも何もありませんが。
最後に
最近は「死」というものについて考えたことがありませんでした。
四六時中「死」について考えている精神状態を私は歓迎しません。
物事を考える職業などの人が考えればいいのです。
ただ、人間はいつかは死ぬので「死」について考えることがあってもいいのではないか。
叔父の死をきっかけに、改めて「死」について考えています。