不安感の暴走が止まらない中で、カウンセリングを受けることに決めました。
しかし、メンタルクリニック受診時に医師により却下されました。
最後の砦だと思っていたわたしは、ちょっとびっくりしました。
医師がカウンセリングを却下した理由は2つあります。
カウンセリングは即効性がない
カウンセリングを受ければ現在困っている不安感の症状がすぐに治るわけではありません。
医師は「1年〜2年のスパンで考えないといけない。あなたの症状にとっては有効的ではない」と。
確かに、1度や2度のカウンセリングを受けたからといって、不安感が治るわけではありません。
ただ、わたしとしてはこの不安感をどうにかしたいと思っていたわけで、薬がダメならカウンセリングを受けることも有効なのではないかと考えたのでした。
でも、多くの患者を診てきた医師が有効性を感じないのであれば、そうなのかなと思います。
自費診療で料金が高い
カウンセリングは保険適用ではないため、自費診療となります。
1回50分で8,800円(税込)。
カウンセリングを受けるための準備的カウンセリングは11,000円(税込)です。
1か月に2度ほどカウンセリングを受ければ、2万円近くになります。
医師はわたしの給料がそれほど高くないのを把握していて、だから負担感がハンパないのでカウンセリングはやめた方がいいと言ったと思います。
確かに、1か月に2万円ほどのカウンセリングを受ければ相当な出費になります。
薬の調整を行うことになった
即時の有効性が期待できないカウンセリングに代わって、薬の調整を行うことになりました。
現在服用している薬に加え、もう少しきつい薬を処方しようとなったわけです。
ただ、わたしが服薬している薬は限界量ギリギリとのことで、事務の方からチェックが入りました。
簡単にいうと、これ以上の向精神薬は処方できないということ。
再度、診察室に呼ばれて医師と相談しました。
エビリファイ(内服液)を一旦中止に
医師は考えながら、「一旦、エビリファイ(内服液)を中止してみますか?」と。
その理由は、エビリファイ(内服液)の副作用で不安感が増大しているかもしれないと考えたわけです。
足してダメなら引いてみな、という逆転の発想でした。
わたしもこれ以上薬を処方できないなら、しょうがないと考えました。
また、服薬する薬が減ることは良いことです。
ただ、エビリファイ(内服液)を中止して結果がどうなるかはわかりません。
ですから、医師は「(悪い方向に)変化があったらすぐ受診してください」と。
おわりに
すがるように受診しての結果は、カウンセリングは受けないことになり、薬が1種類減りました。
この方向は良いことですが、肝心の不安感がどう出てくるかはわかりません。
エビリファイ(内服液)を中止して2、3日経ちますが、驚くほど不安感は無くなりました。
エビリファイ(内服液)中止の効果かどうかはわかりませんが、これまでとは違います。
この状態が継続するなら、中止してよかったと思えるでしょう。