憲法記念日に考えること

 

 

今日(5月3日)は、憲法記念日です。

今の憲法は、1947年5月3日に施行されましたから、77年目にあたります。

マスコミ各社は憲法に関する世論調査を発表していますが、憲法「改正」を望む人と望まない人は拮抗しているようです。

私は、憲法「改正」を望まない人です。

しかし、将来的に「改正」しても良いと思っています。

あくまで、現時点では「改正」の必要はないと考えているのです。

その理由は、一言で言ってしまえば憲法を「改正」するのではなく、その完全実施が必要だと考えるからです。

国民主権基本的人権の尊重、平和主義。

憲法の三原則だけをとってみても、現在は、いずれも不十分です。

まあ、ここで色々言ってもダラダラと長くなるだけですので、いずれ自分の考えを述べる機会があるでしょう。

日本以外の国は頻繁に憲法を「改正」しているというだけで、日本も憲法を「改正」すべきだという安易な考えはしたくありません。

あくまで、憲法「改正」が必要かどうかは、国民的な議論が必要でしょう。

また、憲法「学習」も大事だと考えます。

国民的な議論や憲法学習を通じて、国民が憲法「改正」を望むなら機は熟したと言えるでしょう。

一時的な感情的・情緒的議論には気をつけたいところです。