厚労省と医学会が「病人」を作り出している

高血圧、高尿酸血症脂質異常症に加えてうつ病持ちです。

高血圧と高尿酸血症は服薬でコントロールできていますが、脂質異常症はコントロールできていません。

うつ病は、最近は「寛解状態」で症状の悪化は見られないものの、昨年(2022年)後半は、不安感・緊張感に悩まされました。

厚労省が塩分の摂取量基準を下げた

昨日、ニュースで厚労省が塩分の1日の摂取量基準を下げた、と報道されていました。

昔から塩分の取りすぎが高血圧に影響されていると言われております。

私は意識的に塩分を控えめにしているわけではありません。

このことと、高血圧の関係はわかりません。

ただ、気になったのは厚労省が摂取量基準を下げたことによって、これからは今まで以上に塩分の取り過ぎ注意、ということが言われるでしょう。

でも、これから、熱中症の季節になるので過度な塩分の控えは良くないと思います。

医学会が「病人」を作り出している

昨日の報道で思い出したのは、時折、医学会が病気かどうかのガイドラインを見直すことでした。

例えば、高血圧。

昔はもっと血圧が高くても、「高血圧」という診断はされなかったはず。

でも、医学会が基準値を下げたことによって、「高血圧患者」が増えました。

高血圧に限らず、他の病気についても同様です。

健康診断を受けて、主に血液検査で「病気」かどうかが判断されるわけですが、基準の引き下げ(見直し)で、グレーゾーンだった人が「病人」になるわけです。

こうして医学会が「病人」を作り出しているのです。

製薬会社との関係を疑ってしまう

医学会がガイドラインを引き下げるのは理由があってのことだと思いますが、製薬会社との関係を疑ってしまいます。

つまり、医学会がガイドラインを引き下げる→「病人」が増える→医師が服薬指導をする→薬を飲む人が増える→製薬会社が儲かる。

この関係は多くの人が共感できるでしょう。

医師は製薬会社を儲けさせる気はないと思いますけど、結果的に製薬会社が儲かるのです。

これが仕組み化されたら、「病人」は増えるわ、製薬会社は儲かるわ、で製薬会社はウハウハです。

ですから、どうしても医学会と製薬会社との関係を疑ってしまうのです。

歳をとれば血圧は上がる

「人間、歳をとれば血圧は上がります」ということを医師から聞いたことがあります。

だんだんと日常の血圧は上がるのです。

こうやって考えると、無理に「高血圧症」と認定しなくてもいいのではないか。

結構な高さであれば服薬する必要があるかもしれませんが、自然増(高)なら薬を飲む必要はなく、無理に下げなくてもいいと思います。

無理に下げると却って体に良くないんじゃないか。

例えば、ふらつきだとか低血圧で倒れるとか。

おわりに

できればみんな、薬を飲まなくてもいいのなら、飲まないですよね。

飲まなくていい薬を飲んでいたら、却って体に悪い。

また、薬代はそれほど安くありません。

ジェネリックだって、負担です。

ましてや、給料が上がらない中で、医療費だけは上がるってのは財布にも厳しいです。

厚労省が人々の健康を考えてガイドライを見直すのはいいことかもしれませんが、それなら医療にかかりやすくすることが先決です。

保険料をあげたりするのはもってのほか。

厚労省官僚にはそこんとこを真剣に考えてほしいと思います。